KINOMI NODA's Profile

KIYOMIとマクロビオティック
私がマクロビオティックに出会ったのは、 主人の代替療法の一つとして初めたことがきっかけでした。 しかしながら、私の夫は癌と診断を受けてわずか二週間で亡くなりました。

その間、痛み止めの処方しか受けず、どの抗がん剤があうのかという検査結果を待つだけでした。そのとき、ただ抗がん剤の治療を待つのではなく、色々なことに取り組んでみました。その中にマクロビオテッィクがありました。

残念ながら主人を助けるには遅すぎたといえましょうか、食事法だけでは彼の特に進行が早い種類の癌は救えませんでした。それでも亡くなった主人の後も自分はなぜかマクロビオティックに魅かれ、その食事法を続けていました。そしてその間、自分の体が変わっていくことを実感しました。マクロビオティックの食事法を続けることで、哀しみを受け入れ、生きていく力をもらえました。自分のエゴにのみこまれて、精神疾患にもなりうるほどの精神の動揺に対して対応できたのは、この食事のおかげといっても過言ではありません。

後にクシインスティチュートに行き、真剣にマクロビオティックインストラクターとして学ぶ間に改めて知ったのですが、日本では家族や近い身内が亡くなると49日まで、精進で通すという習慣がありました。つまり肉や魚などの動物食を絶つことを意味するのですが、これは実は利にかなっていました。食べ物は栄養をもらうだけではありません。それぞれが持つ食のエネルギーを貰っているのです。ですから過去の哀しい思いや苦しみにとらわれず、怒りをもたず植物のようにもくもくと生きるそんな今を見つめる状態にするためにも、私がマクロビオティックの食事法を行ったことは、植物の大きなエネルギー一粒万倍(一粒の種が万倍にも実るという意味)という大いなる力を受け取ることができたのではないかと考えています。

マクロビオティックがきっかけとなり、自分の生活、人生観も変わっていきました。
見えないエネルギーに焦点をあてることが、実は更なるエネルギーを頂く生き方なのではないかと考えています。

女性は月のエネルギーとともに生きていることは、生理のことを月経、月のものということからも昔からわかっていたことでした。しかし現代の社会は物質的な側面に焦点があてられ、目に見えないからといって大切に扱われていないですし、日本の旧暦は月のこよみも踏まえて考えられていましたが、今の太陽暦には残念ながらその月の動きは反映されていません。今女性がたくさんの病気や問題を抱えているのもその私達にとって必要な月のエネルギーを取り入れていないからではないでしょうか?

そんなことから、私のマクロビオティック料理教室や、九星氣学講座等では、その見えないエネルギーを知ってもらうことから始めています。自分が助けられたからこそ、皆さんに知ってもらいたいと思っています。

contact: kiyomi@kiyomimacro.com

マクロビオティックカウンセラー&KIJ認定インストラクター。 高校卒業後渡米、ニューヨーク大学卒。ニューヨーク在住20年のニューヨーカー。

米国久司インスティチュートでインストラクターレベルの3、そしてカウンセラー養成のレベル4を修了する(カウンセラーレベルを日本人で修了したのは、3人目)。 ニューヨークを基点に自宅でマクロビオティック料理教室や、出張料理教室を開催するとともに、望診、九星氣学講座も開設している。 新たにカウンセリングも開始。

陶芸家、フラワーアレンジメントインストラクター、そして自ら考案した九星レイキを伝えながら、人々の浄化と本当の健康と幸せの獲得を目指す。 多方面で「見えないエネルギー」を理解し、活用する試みを続ける。